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150612 (レポート)バスツアーホタル観賞の夕べ

少し日差しがあり、暑さを感じる午後、加古川・姫路の参加者を乗せたバスは加西市北条の五百羅漢に到着。予定より少し早かったため、スタッフがその後に到着・・

早速羅漢寺の中に入り、加西市歴史街道ボランティアガイド2名の案内は木陰を選んで。「いつだれがなんのために作ったかもわからない」とは言え、慶長15年(1610年)と記された物も。流紋岩で軟らかく彫りやすいが、倒れるとこわれたりし、風化して趣が出ている。毎年8月8日には千燈会が行われ、昼間とは違った美しい姿が見られるらしい。

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少し歩いて、北条節供祭りの行われる住吉神社へ。広い境内に立派な拝殿。境内中央(⇑写真右ガイドさんの後)には勅使塚が遺されており、現在は「鶏合わせ」や「龍王舞」など神事の場として使われるとか。

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拝殿の絵馬は石田幽汀13歳の作。

続いてお隣の酒見寺(さがみじ)へ。立派な山門には大きな縄で編んだわらじ。

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広い境内には、引声堂、地蔵堂、多宝塔、新観音堂、本堂、鐘楼などが並んでいる。 色鮮やかな鐘楼堂で年末に除夜の鐘がつかれる。1時間あまり、貸し切りのまち歩きに参加者ものんびりと充実したひと時だったよう。

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その後バスでお買い物と休憩にでんくう総合案内所へ。続いて緑の美しいエーデルささゆりへ。夕食前に広い芝生広場を散策。リンデンバウムの花が咲き、ハチミツのような甘い香りが漂っていた。地元素材の美味しい夕食を頂き、楽しいお話をし、いよいよホタル観賞の滞在型市民農園フロイデン八千代へ。

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もう少し暗くなるまで、地元の方のホタルの取組などの話を伺い8時。外はすっかり暗くなり、蛍の餌になるカワニナの飼育を見学後、ホタルの宿路でホタル観賞。

川向こうの山裾に点々と光るホタル。時々こちらに飛んできたホタルに歓声。美しい鳴き声のカジカガエルも歓迎してくれている。「小さい頃に見た時の気持ちがよみがえってきた」「ホタルがたくさん飛んでいて感動した」

たくさんのホタルを観賞できる環境、それに関わる人々に感謝したい。

参加者19名 チラシ


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