4/28~30 新蔵完成見学会＆フェア

 加美区西脇にある足立醸造は県内でも珍しい､醸造蔵を持つ醤油屋さん。この手作りの伝統は123年も続き、この春新しい蔵が竣工した。 

	Ｒ427号沿いにある販売店の、国道を隔てた北西に、真新しい蔵が建っている。
①普段は閉まっているシャッターを開け、新しい吉野杉で作られた高さ４ｍ、直径３ｍの（24,000㍑のもろみが入る）木桶を間近に見せてもらった。これも日本の伝統技術が生かされている。
	②　①の左奥は100年の木桶が並んでいる（上から）この桶には古くからの発酵菌が住み着き、天然醸造の味わいを出す。
③　②の下には歴史を刻ん見事な樽。この3枚の写真を見ていると､すばらしい醤油の香りが漂ってきそう。 真竹で作られた「たが」。新しい大きな木桶はワイヤーで作られている。
	コンピューター制御の麹室。麹ができる原理は変わらないが、温度や湿度管理が機械化された。
醤油造りの最終工程といえる、もろみを絞る装置。これも木枠にこし布を重ね、重しをかける、変わらない製造方法。

10年前に有機ＪＡＳを取得し、今回はヨーロッパ、アメリカにも安全でおいしい醤油を売り出そうと､各種認証を取得した。100年、200年と日本食文化を支えるだろう足立醸造。

あなたも応援したくなったのでは？ぜひこの機会に､蔵を見学し､おいしいお醤油と味噌をお土産にどうぞ。

蔵見学（無料）は10時、12時、14時、16時スタート。
店舗では9時～18時まで醤油･味噌の特売や､地元特産品を販売。2,000円以上お買い上げの方にはおさしみ醤油プレゼントもある。◆問合せ℡0795-35-0031