• 文字サイズ

  • ENGLISH
  • 中文
  • 한국어

101112 サテライトセミナー「特産品開発の喜びと苦悩①」報告

 

DSCF6803.jpg サテライトセミナー
「特産品開発の喜びと苦悩 将来への展望と課題」


11月12日でんくう総合案内所体験学習室で開催され、40名の参加者があった。今回は食に関わることとあり、発表者も、参加者も女性が多く、活気があった。

熱い思いを語った発表者も、興味深く聞いた参加者も各自の今後の活動にいい刺激を受けたようだ。

かみ特産品クラブ代表の安藤松子さん

H8年に道の駅R427かみがオープンし、加美町らしい特産品がほしいと、特産品開発講座(町主催)が1年間開講され、その後種々の特産品とグループが生まれた。また、H10年に特産開発センター(加工場)ができ現在は総勢80名が関わっている。

発売以来14年のロングヒット商品「とりめしの具」は年間2,400万円の売り上げがあり、母の思い出、おふくろの味をを出すため、すべて手作業で心を込めた商品。

今日紹介する新製品「和風コラーゲンスープ」は加美区特産の百日鶏や野菜などを使い開発した。コラーゲン効果はぜひお試しください。

DSCF6804.jpgi_food_mitsuba.jpg
 JAみのり特産開発センター黒田庄和牛とコロッケなど加工品を販売。牛のすべての部位を無駄なく使いきりながらも、安定供給する使命がある。

H3年にセンターができうまく使いきりかつ消費者の要望に応じる加工品として冷凍コロッケができた。

年間250頭(黒田庄和牛600頭のうち)を販売しバラ肉の加工品として今年5月には和牛カレーの販売も開始。この開発にも色々と苦労し、他は120度で加熱するところ105度にすることで和牛のうまみを残すことができた。

悩みはこれが売れすぎてもバラ肉だけの牛がいるわけでもなく、年間サイクルを考え冷凍保存を活用しながら、今後もすき焼き丼、牛丼をしたいが、具材の確保が難しい。
特産開発センター004.jpgDSCF6808.jpg

 私たちの特産品は梅吉亭です。シェフが毎日日替わりで交代してランチを提供し7年目。料理を通し自分を表現したい方、地域の隠れた人材の活躍の場、コミュニケーションの場を目指している。

3年間補助金がある間はのんびりしていたが、以後はシェフたちの自主運営が始まった。色々なルールを自ら決め、ホールでのサービスからお客様とのふれあい、元気づけられ料理を作る喜びも感じた。

周辺の旧来住家住宅情報未来館などとの共同企画やランチバイキング、イベントにも積極的に出向き、これらができるのも多くの方の力強い声援、支援とありがたく思っている。

課題は新たなシェフの発掘、駐車場の確保。

梅吉亭への来店をシェフ一同お待ちしています。

top01.jpgDSCF6800.jpg

 


< 鍛冶屋線市原記念館にメルヘン列車...  |  101114 広域バスツアーin加美 報... >